1/1,000mmの高精度技術が、モノづくりの未来を変える
イシイ精機といえばジグ研 ジグ研といえばイシイ精機
イシイ精機のジグ研削盤修理事業は
さまざまなメディアでも取り上げられています
イシイ精機のジグ研削盤修理事業
イシイ精機は、世界最高級の精度が出るとされる米ムーア社のジグ研削機を対象に、ジグ研削盤の修理・メンテナンス事業を開始しました。
米ムーア製ジグ研削盤の生産終了に伴い、修理・保守が難しい状況に直面する企業が増える中、私たちは50年以上にわたり培った高精度な加工技術と修理ノウハウを生かし、業界全体の発展を目指しています。
「ジグ研削と言えばイシイ精機」―国内外で高い評価を受けるリーディングカンパニーとして、ジグ研削盤を使う企業様に最適なソリューションを提供します。
イシイ精機のジグ研削盤修理事業の目的
1. 環境に配慮した持続可能なものづくり
古いジグ研削盤を修理・保守することで機械寿命を延ばし、廃棄物の削減と資源の有効活用を推進します。既存設備の性能を最大限に引き出しながら、環境負荷の低減に貢献します。
2. 業界全体の助け合いと成長を推進
ジグ研削盤を扱う企業同士が「競争から共創へ」と変化し、技術やノウハウを共有することで、業界全体の成長と発展を目指します。技術継承や相互協力のネットワークを構築し、業界を支える「エコシステム」の構築に取り組んでいます。
3. 技術継承による業界の活性化
ジグ研削は、医療機器、航空宇宙、電気自動車(EV)モーターなど、超高精度が求められる最先端分野で不可欠な技術です。しかし、技術者不足や廃業の増加により、技術継承が危ぶまれています。イシイ精機は修理・指導を通じて次世代の人材育成に貢献し、業界全体の技術力向上をサポートします。
4. 経営リスクの軽減
国内唯一ともいえるムーア製ジグ研削盤の修理サービスにより、企業の設備維持リスクを大幅に削減。部品調達や修理対応の負担を軽減し、経営基盤の安定化を支援します。
5. 新たな価値創造
レトロフィットやアップグレードを通じ、既存設備の性能を向上させ、新たな受注機会や市場開拓の可能性を広げます。
ジグ研削盤修理事業を開始した背景
ジグ研削盤の「研削ヘッド」は、対象物と機械が接する一番先端にあるため故障も多く、壊れたり経年劣化によりベアリングが不安定になったりするため、修理やメンテナンスが必要になることがあります。今までは、機械の製造元である米国に送るしか方法がなく、メンテナンスも首都圏であれば請け負えるところが1カ所しかない。その間、機械は止まり、生産計画にも影響します。さらに円安やエネルギーコスト高騰が追い打ちをかけ、修理を諦め廃業を決断する会社も出ていることから「ならば、当社でどうにかできないか」という想いから事業をスタートしました。
イシイ精機のジグ研削盤修理事業
イシイ精機のジグ研削盤修理・出張メンテナンス事業は、保有する修理履歴データや過去にメンテナンス職人たちから吸収したノウハウを活用する、同社ならではの事業です。
多岐にわたる修理・メンテナンスサービス
・出張修理・メンテナンス
現場に出向き、部品交換や調整作業を迅速に行います。
・持ち帰り修理
主軸モーターのバランス調整や「研削ヘッド」のベアリング交換など、高度な修復作業を実施します。
・代替機貸出
修理期間中の生産停止を最小限に抑えるため、代替機の提供も行います。
・レトロフィット提案
数値制御(NC)装置搭載やアップグレードにより、古い設備でも高精度加工を可能にします。
オペレーター教育・技術指導
操作方法や精密加工技術を指導し、新人教育や技術力向上をサポートします。
イシイ精機の修理事業について掲載メディア
・日刊工業新聞(2024年12月11日):「米製ジグ研削盤修理を事業に」
・かながわ経済新聞(2024年3月号):「ジグ研削の同業に修理サービス」
・かながわ経済新聞(2024年1月号):「ジグ研削、同業連携を呼びかけ」
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ジグ研削盤の修理・メンテナンスでお困りの企業様へ――
イシイ精機の確かな技術力が、貴社の業務継続と生産性向上を全力でサポートします。
お問合せは ここから
ジグ研削エコシステム ついに始動!
株式会社イシイ精機は、ジグ研削業界の持続的発展を目指す「ジグ研削エコシステム」プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、業界が直面する共通の課題に対して、実践的な解決策を提供することを目的としています。
ジグ研削業界は、高度な技術と専門知識を要する分野です。しかし、熟練技術者の減少、設備の高コスト化、国際競争の激化など、多くの課題に直面しています。これらの課題は、一社だけでは解決が難しいものです。
そこで私たちは、業界全体で知識と技術を共有し、互いに高め合う「エコシステム」の構築が不可欠だと考えました。このプロジェクトを通じて、業界全体の技術力向上と競争力強化を実現し、ジグ研削技術の未来を共に切り拓いていきたいと考えています。
<一社で悩まず、同じ業種のみんなで解決しよう>――このコンセプトのもと、私たちは業界全体の課題に取り組みます。共に手を取り合い、知恵を出し合うことで、個々の企業では対処しきれない問題にも立ち向かえるはずです。イシイ精機は、この協力の輪の中心となり、業界全体の発展に貢献していきます。
プロジェクト始動にあたり、以下の3つの重要な事業を最初に展開します
1. ジグ研削機械のメンテナンス
2. ジグ研削機械の修理
3. ジグ研削機械のメンテナンス技術の研鑽と人材育成
これらの事業は、イシイ精機が長年の現場経験から得た知見を基に構築されています。同業の皆様にとって、日々の業務改善や技術力向上に直結する内容となっています。
ジグ研削エコシステムは、競争ではなく共創の精神で業界全体の発展を目指します。この取り組みを通じて、日本のものづくりの基盤を支えるジグ研削技術の価値を再確認し、その重要性を広く社会に伝えていきたいと考えています。
私たちは、このプロジェクトが以下のような意義を持つと考えています:
1. 技術の継承と発展:熟練技術者の知識やノウハウを体系化し、次世代に引き継ぐ基盤を作ります。
2. 生産性の向上:適切なメンテナンスと迅速な修理により、機械の稼働率を高め、生産性の向上に貢献します。
3. 品質の安定化:メンテナンス技術の研鑽と人材育成を通じて、業界全体の技術水準を高め、製品品質の安定化を図ります。
4. コスト競争力の強化:効率的な機械運用と技術向上により、国際競争力の強化につながります。
5. 革新の促進:業界内の知識共有により、新たな技術やアイデアが生まれる土壌を作ります。
このプロジェクトは、ジグ研削業界全体の課題解決と発展を目指す取り組みです。単なるサービス提供にとどまらず、業界全体の相互支援の仕組みを構築することで、個々の企業だけでは成し得ない大きな変革を実現します。
ジグ研削機械のメンテナンスと修理は、生産性と品質を維持する上で不可欠です。さらに、これらの技術を継承し、高度化していくことが、業界の未来を左右します。イシイ精機は、この重要な分野で業界をリードし、共に成長する機会を創出します。
ジグ研削業界の皆様、そしてものづくりに関心を持つ全ての方々に、このプロジェクトの意義をご理解いただき、共に歩んでいただけることを願っています。
イシイ精機は、このプロジェクトを通じて、ジグ研削業界の新たな未来を創造してまいります。
「ジグ研削のエコシステム」のサイトへ
イシイ精機は、平面研削加工もやっているって
知っていましたか?
イシイ精機では、ジグ研削以外で平面研削加工もやっているんです。イシイ精機クオリティで平面研削加工も提供しています。「ジグ研削+平面研削」もOK、「平面研削だけ」もOKです。
ミクロン単位(1/1,000mm)の精度も対応、素材も鉄だけでなく、非鉄金属・樹脂の研削も可能です。
それ以外でも対応可能な業務、部品加工・金型製作等どんなことでもご相談ください。
今すぐに問い合わせてみる
ジグ研なんでも相談室を開設しました。
ジグ研削に関わる技術的な相談、ジグ研削に関わる費用の概算、対応可能な業務範囲、部品加工・金型製作等に関わるご相談全般等どんなことでもご相談ください。
イシイ精機は、どんな会社?
ジグ研で
極めた
高精度技術
イシイ精機は、1968年の創業以来、半世紀に渡って、横浜でモノづくりを行っている会社です。「イシイ精機といえば、ジグ研」「ジグ研といえば、イシイ精機」と言われるように、超高精度のジグ研削を得意とする会社です。
ジグ研とは「ジグ研削加工(治具研削加工)」の略称のことです。ピッチ精度を出しながら、その位置にある丸穴の内径や角穴、異形状の寸法をそれぞれ1μ単位で加工することができる研削技術をいいます。
ジグ研と高精度技術について、詳しくはこちらをご覧ください>>
イシイ精機は、超高精度のジグ研削を得意とする会社です。
高精度技術 - 明日のモノづくりを目指して
21世紀の
モノづくり
ジグ研で培われてきた高精度技術は、21世紀の産業全般で求められています。イシイ精機では、高精度技術を人を中心として<技術・人・設備>を活用、さらに蓄積されたモノづくりの知恵を使ってモノづくりのトータルソリューションに活かしたいと考えています。
明日のモノづくりについて、詳しくはこちらをご覧ください>>
高精度技術をベースに、モノづくりのトータルソリューションを考えています。
事業への取り組み - 明日のモノづくり企業へ
人として
会社として
これからのモノづくり企業に求められるのは、単に技術の研鑽だけではなく、人として会社としての姿勢や取り組み方が大事だと考えています。人として会社として、お客様・提携先パートナー・社員等、関係者全員が幸せになることが重要だと考えています。
明日のモノづくり企業について、詳しくはこちらをご覧ください>>
21世紀のモノづくり企業は、人として会社としての姿勢や取り組み方が大事だと考えています。
イシイ精機 3つの特徴
1/1,000の超高精度な研削技術「ジグ研(治具研削)」は、イシイ精機が最も得意とする技術です。ピッチ寸法精度±0.001㎜、穴径寸法±0.001㎜、深さ精度±0.002㎜の研削を実現するジグ研は、常に最先端のものづくりには欠かせない存在です。プロの技と最新鋭の設備がそれを可能にしています。
1/1,000の精密な研削技術は、従来の光学系、自動車関連、化学系は元より医療・食品・エネルギー・EV・航空宇宙でも必要とされる最先端の技術です。
また、その技術を活用するには、優れた技術者が必要です。イシイ精機では、最新の技術開発とそれを実現させる技術者の技能の研鑽を行っています。
企業の使命は、どんな時もお客様に同じサービスを提供することであると考えています。
イシイ精機では、若い人を定期的に採用育成し、常に同じ水準の技術を提供出来ます。
また、横浜と新潟の2つの工場を用意、天災などの予期せぬ出来事があって、どちらかの工場が稼働停止しても代替生産が行えます。